「住宅ローン控除」(住宅借入金等特別控除)とは、自分が住むための家を住宅ローンで購入した人に対して、年末時点の住宅ローン残高の0.7%が、所得税額から控除される制度です。節税効果が大きいといわれているので、住宅を手に入れた際はぜひ活用したい制度です。
中古住宅の購入でも、要件を満たせば住宅ローン控除を受けられます。しかし、新築住宅を購入した場合と比べて条件が異なるので、注意が必要です。
住宅ローン控除が、適用される条件
個人が中古住宅を取得した場合で、「住宅ローン控除」(住宅借入金等特別控除)の適用を受けることができます。しかし耐震基準や物件価格などによって控除が利用できないケースもあるため、すべての中古住宅に住宅ローン控除が利用できるわけではありません。
2024年12月現在
- 新耐震基準に適用している
- 自分たちが住む家である
- 床面積が50㎡以上である
- 贈与による住宅の取得でない
- 同一生計にある家族から購入したものではない
- 控除を受けようとする年の所得が2000万円以下
- 住宅ローンの借入期間が10年以上
- 引渡しまたは工事完了から6ヶ月以内に入居していて、その年の12月31日まで継続して住んでいる
などの条件を持たす必要があります。
旧耐震基準の中古住宅でも、耐震性を証明できれば住宅ローン控除の対象となる場合があります。また、築年数・建築確認時期によって耐震基準が異なる場合があるので、確認が必要です。
住宅ローン控除を受けるには様々な条件があり、それぞれ複雑な内容です。住宅ローン控除の相談先には国税局や税務署といった行政機関のほか、銀行の窓口などもありますので、利用するのもいいでしょう。
中古住宅も、住宅ローン控除の利用を検討しよう!
住宅ローン控除を利用できる中古住宅は、人気が高まっています。
当社の扱う中古住宅は、リフォーム費用が高くなりがちな水回りを中心にリフォーム済み。すぐにでもお住まいいただけます。また、旧耐震の建物には、耐震補強工事を施しております。
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参考:国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1214.htm