「中古住宅を買ってリフォームしたい」 「親からもらった家を住みやすくリフォームしたい」 など、リフォームの検討をスタートすると疑問にあがるのは、「リフォーム費用の相場」です。
リフォーム経験者は、実際のリフォームにどのくらいの費用をかけているのでしょうか?
リフォーム費用は平均348万円
一般社団法人住宅リフォーム推進協議会がおこなった「2023年度 住宅リフォームに関する 消費者(検討者・実施者)実態調査」において、過去3年以内に(自身の住まいの)リフォーム実施/世帯主・自己所有に該当する25歳以上の方を対象にアンケートをおこないました。
調査によると、実際にかかった費用は、補助金を含んで平均348万円とのこと。また、初めてのリフォームは「物件取得のタイミング」ということで、中古住宅を手に入れた際にリフォームをする方が多いことが当てはまりました。
しかし、リフォーム実施者が想定していたリフォーム予算を見てみると、平均は266万円。実際にかかった費用は、予算を大きく上回っているようです。リフォームにかかった費用が、予算を上回った主な理由としては「予定よりリフォーム箇所が増えたから」「設備を当初よりグレードアップしたから」という方が多いようです。
リフォーム箇所で多いのは、水まわりやリビングの改修
実際にリフォームした箇所は「トイレ・便所」 「浴室・洗面所」 「キッチン・調理室」「リビング・居間」が多く、主に水まわりやリビングの改修が多かったようです。
そしてリフォームを検討するきっかけは、「壁、床、天井、屋根など住宅の構造部分が古くなった又は壊れたから」 「設備や機器が古くなった、又は壊れたから」と答えた方が多くなっています。
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参考:「2023年度 住宅リフォームに関する 消費者(検討者・実施者)実態調査」
https://www.j-reform.com/publish/pdf/jitsurei-R5-c.pdf